シューズ、とりわけ運動用のシューズとなると、皆さんは何を基準にして選びますか?
僕は週に2・3回ほど近くのジムに通っているのですが、普段履きならともかく、激しく体を動かすシーンで使用するとなると特に気を使いますよね。
重量・素材・デザインなど全て大切な要素ですが、僕にとって最優先事項は「足との一体感」。
ランニングマシーンなどでストレスなく運動に集中できることが絶対条件です。
そこで今回購入したのが、ずっと発売を楽しみにしていた「Skinners」。
知る人ぞ知るこのブランドですが、この度新商品の「アスレジャーライン」が登場したので、早速レビューしてみます。
「Skinners」から新作が出たので即購入

今年10月末に「Skinners」というブランドから新しく販売が開始されたのがこの「アスレジャーライン」。
紐がなく、まるで靴下のような見た目をしていますが、立派にシューズとして使用できる商品です。
実はこのSkinnersのシューズは以前から気になっていたのですが、新作が出ると聞いてずっと購入を踏みとどまっていました。
そうして先日Amazonをチェックしてみたらもう販売が開始されていたので即購入。
ずっと楽しみに待っていただけあって、迷いはありませんでした。
ちなみにこれまで僕がジム用として使用していたのがこちらのマリンシューズ。

なぜ普通のシューズではなくマリンシューズを選んだのかというと、紐がなく、素足のまま履けるから。
これは多くの人に共感してもらえると思いますが、運動をしている時、特にランニングをしている時に紐がほどけてしまったり、靴下がずれてしまったりするとめちゃくちゃ気になりますよね。
僕は結構神経質な性格なので紐や締め付け具合は常に気になりますし、どれだけしっかり結んでもたまにほどけてしまいます。
靴下もだんだんずれてきてしまいますよね。
ということで何か別のタイプのシューズがないかと探している際に見つけたのがSkinners。
しかしせっかく新作が出るならそれまで待とうと思い、それまでの一時的な代わりとしてこのマリンシューズを使用していました。
Amazonでの評価も高く、値段も安かったので。
一見ただの靴下


Amazonで注文し、数日後に届いたものがこちら。
パッケージはマークが白いグリニットグレーですが、中は僕が選んだメタルグレーです。

同封物はSkinners本体とポーチ。
サイドの青いマークがかっこいいです。
ちなみに左右ともに左側にマークがついています。

それにしてもパッと見は本当にただの靴下ですよね。
足を通さないとペラペラですし、Skinnersを知らない人が見ると「あいつ靴下でランニングするなんてふざけてんのか?」なんて思われそうです(笑)
思っていたよりかなり大きい

外見がどのようになっているのかざっと確認し、いよいよ足を通してみます。
すぐさま「これはすごい!まるで裸足みたいだ!」といきたかったのですが、実は最初に注文したものは僕の足のサイズに合わず…。
僕が普段履く靴は25.5cmか26.0cmのものがほとんどなので、公式HPに25.5〜27.0cm相当との記載があったMサイズを選んだのですが、実際はかなり大きかったです。
親指の第一関節分くらいは余っていましたが、運動用でサイズに妥協するわけにもいかなかったので、販売元に問い合わせてみたところ快く交換していただけました。
そうして届いたSサイズは今度こそぴったり。
しかし本当に想定より大きかったので、購入の際は自分が普段選ぶサイズより一つ小さいものを選ぶことをおすすめします。
この上ない一体感

そして自分のサイズに合ったSkinnersを改めて履いてみると、期待以上の一体感に驚かされました。
ソール部分は特殊ポリマー加工でできているSkinnersですが、それ以外の部分はメッシュ素材がメイン。
伸縮性も高く、本当にただの靴下を履いているように快適です。
そしてこれも実際使用してみてわかったのですが、思っていたよりかなり薄い。
ランニングをしてみるとしっかりと足で地面を掴むような感覚があったのですが、上側はメッシュなので通気性も良く、長期間走ってもほとんど蒸れを感じませんでした。
ちなみに僕は室内でしか使用しないので素足の上にそのまま履いていますが、コンクリートや砂利道など、外で使用する場合は靴下も履いた方が良さそうです。
細かい石ころくらいなら大丈夫だと思いますが、それなりの大きさがあるものを踏むと怪我をしてしまうかもしれません。
紐がなくストレスフリー

これは以前まで使っていたマリンシューズでも感じていたことですが、「紐がない」ということはこの上なくストレスフリーです。
いちいち紐を結ぶ必要はありませんし、途中でほどける心配もない。
これだけで感動的と言えるまでの開放感が得られます。
一体感と並び、ここもSkinnersを購入して良かったと思える最大のメリットの一つですね。
もう普通の紐があるシューズには戻れません。
頑丈なソール

次に気になる人も多いであろうソールについてですが、先ほども言った通り特殊ポリマー加工になっています。
正直それが本来どのような素材なのかは知らないのですが、しっかりとした強度と弾力があり、細かく硬いゴムがびっしりと敷き詰められているような感じ。
先ほど思ったよりかなり薄いと言いましたが、ちょっとやそっとのことでは破れないでしょう。
また使い始めたばかりの頃はこのツブツブたちがポロポロと剥がれてくるのですが、それは材料の余剰によるものらしいです。
その下に隠れている部分はしっかりと固められていて使っていくうちに安定してくるので、すり減ってすぐ使えなくなるなんてことはなさそうです。
コンパクトすぎる

そして商品ページにもありますが、クルクルと丸めるとまさに手の平サイズと言えるほどのものすごくコンパクトなサイズになります。
運動シューズがここまで小さくなるなんて他では考えられませんが、ジムに行く時は着替えやタオルなどで結構荷物が多くなるので、持ち運びが楽になるのは非常にありがたいです。
ただサンプル画像のような留め具は商品についていなかったので、近くの100円ショップでラバーバンドを購入。
折り畳むだけでも十分コンパクトになるのですが、せっかくなら最小サイズに収めたいと思ったので。
洗濯機で丸洗い可能

ちなみに地味にありがたかったのが洗濯機で丸洗いできるということ。
すぐ汗臭くなってしまう運動シューズにおいてこれは嬉しいですね。
しかもSkinnersは素材が薄いということもあり、すぐ乾くということもポイント。
普通のシューズだと洗うのも手間で乾くまでにもある程度の時間がかかってしまいますが、そのような面倒もありません。
ただ他の衣類と一緒に洗う場合は、ツブツブがそれらを傷つけるのを防ぐために裏返して洗うといいそうです。
様々なシーンで使える万能シューズ

まだ購入してから数回しか使用していませんが、僕なりのSkinnersレビューはこんな感じです。
良いところはいくつも挙げられましたが、最も嬉しいのは申し分ない足との一体感と紐がなくストレスフリーだということですね。
どちらもSkinnersならではの魅力ですが、逆に不満に感じる点は今のところ皆無です。
また僕の場合はジムでの使用がメインになると思いますが、このSkinnersは公式でも紹介されている通り様々なシーンで活躍しそうです。
室内外問わず使える汎用性がありますし、車・電車・飛行機など長時間の移動でもこれを履けばリラックスして過ごせそうですね。
最後にこの記事がもしSkinnersの購入を考えている人の参考になれば幸いですが、決断するなら急いだ方がいいかもしれません。
僕は発売直後に注文したので定価の7,992円で購入できましたが、この記事を執筆している時点でもサイズやカラーによっては既に60,000円以上というとんでもない値段で販売しているショップもあります。
もともと話題性が高い商品だっただけに在庫切れになってしまうことも十分考えられるので、いざ購入を決めた時には在庫切れ、あるいは値段が高騰したものしか残っていないという状況にならないように注意してください。