ダウンタウンの浜田雅功さんの長男がプロミュージシャンとして活躍していることをご存知でしょうか?
ハマ・オカモトさんというベーシストなのですが、実は彼、今の日本で最も有名なベーシストの一人と言っても過言ではないくらいの実力を持った人物なんです。
そしてそんなハマ・オカモトさんが所属するバンドが「OKAMOTO’S(オカモトズ)」。
圧巻のベースサウンドに負けず劣らずのメンバーで構成される超実力派バンドなのですが、今回はそんなOKAMOTO’Sのおすすめ曲やアルバムを紹介していきます。
浜ちゃんの息子がベーシスト
冒頭でも触れた通り、OKAMOTO’Sのベーシストであるハマ・オカモトさんはダウンタウンの浜田雅功さんの実の息子さん。
正直このバンドが有名になった経緯に浜田雅功さんのネームバリューの影響がないとは言い切れません。
かくいう僕もそれがきっかけでOKAMOTO’Sを知りましたし、曲を聴いたのも始めは興味本位でした。
大変失礼ながらそれ以前は「浜ちゃんの息子がベースを弾いている」くらいの色物なんじゃないかと思っていたのですが、実際に曲を聴いてみるとそのクオリティは想像の遥か上…。
当のハマ・オカモトさんの高等テクニック満載のベースサウンドには特に驚きました。
今となってはベーシストでハマ・オカモトさんを知らない人はほぼいないくらいの人気を得ていますし、それこそお笑い界でいう浜田雅功さんくらいのポジションに君臨しているのではないでしょうか?
僕のメインパートがベースなのでどうしてもそこをひいき目に見てはしまうのですが、他のメンバーも実力派揃いであることは間違いありません。
それにこの70年代を彷彿とさせるファンキーなサウンドを出しているバンドは今の日本に他にいないと思います。
僕のベース人生においても大きな影響を与えたOKAMOTO’S。
ここからは僕が特におすすめしたい曲たちを挙げていきます。
青い天国
まず紹介したいのは「青い天国」。
僕がOKAMOTO’Sの曲の中で一番好きな曲がこちらです。
この記事は他の人の意見を全く気にしておらず、完全に僕の好みに沿って執筆しているのですが、この曲は結構人気がある方でないでしょうか?
力強いイントロから入り、徐々に高まっていく高揚感。
「これは名曲だ」と気づくには5秒あれば十分です。
比較的ストレートな曲調だと思いますが、要所要所に垣間見える高等テクニックや遊び心溢れるフレーズが癖になってしまいます。
僕もよく弾かせてもらっていますが、聴いて楽しい、弾いて楽しい曲ですね。
JOY JOY JOY
僕がOKAMOTO’Sの曲で初めて聴いたのがこの「JOY JOY JOY」でした。
正直これは完全にベースラインが僕の好みすぎてよく聴いています。
中でもイントロやAメロが特にかっこいい…。
飛び跳ねるようにせわしなく動くベースが前面に押し出されていますが、こんな曲は他のバンドにはなかなか真似できないでしょう。
そしてサビのノリの良さはまさにOKAMOTO’Sらしいといった感じ。
コーラスも楽しいですし、ライブなんかだと絶対に盛り上がると思います。
Beek
次に紹介するのは2010年にリリースされた「10’S」というアルバムに収録されている「Beek」。
彼らはこのアルバムでメジャーデビューすることになったので、割と初期の方に制作された楽曲ですね。
2018年現在、OKAMOTO’Sのメンバーは全員27、28歳なので、当時はまだ20歳になるからないかということになりますが、その若さでこんなにもハイレベルな曲を作ったのかと思うと末恐ろしい…、と思うくらい完成度が高い曲です。
しかもこの1曲の中にちゃんとそれぞれのパートが際立つ部分があるというのもポイント。
まさに実力派バンドという印象を深く植え付ける曲ですね。
NEKO
こちらの「NEKO(ネコ)」はOKAMOTO’Sの中では結構癖が強い曲だと思います。
ラップ調で耳に残るメロディーが特徴的ですし、曲のネーミングもユニークですね。
BPMは少しゆっくり目ですが、それでも彼ららしいパワフルさは失われていません。
特に抜けの良いベースはやっぱり僕好みです。
ドラムとギターの抑揚も曲全体のバランスを非常によくしてくれていると思います。
ちなみにこの曲は通常盤の他に「feat.呂布/MUD form CANDYTOWN」というバージョンもあるのですが、そちらもまた一味違った良さがあっておすすめです。
Phantom
次におすすめするお気に入り曲は「Phantom」。
おそらく今回紹介する曲の中では一番マイナーだと思いますが、僕が普段愛用している音楽アプリ「Spotify」のDaily Mixでたまたま知った曲です。
結構ダークな曲調が特徴的ですが、サビはしっかり盛り上げてくれているというイメージ。
イコライジングもより重低音がブーストされていて、少しスローペースながらしっかり迫力があります。
NO MORE MUSIC
こちらは現時点での最新アルバムのタイトルにもなっている「NO MORE MUSIC」。
最新ということもあって、既に聴いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
またこの曲はこれまでのOKAMOTO’Sの曲に比べれば割と綺麗目であり、万人ウケもしやすいと思います。
正直彼らの曲はハイレベル過ぎて玄人好みの曲が多いですからね(笑)
しかしOKAMOTO’Sらしさは健在で、ギターソロの部分なんかは必聴です。
メロディアスなサウンドで最後まで飽きずに聴かせてくれます。
90’S TOKYO BOYS
最後に紹介するのはこちらも人気曲であろう「90’S TOKYO BOYS」。
同じく最新アルバムの「NO MORE MUSIC」に収録されています。
もう既に何度も言いましたが、やはりこの曲も高等テクニックの連続で、特に小刻みに揺れ動くベースラインがたまりません…。
それに耳に残る歌詞もこの曲の特徴だと言えるでしょう。
サビの「朝からワイン 気だるさで…」という部分なんかは一度聴いたらもう忘れません。
「アンニュイ」という言葉はまさにこの曲のようなイメージを指すのでしょう。
おすすめのアルバム

最後にOKAMOTO’Sのおすすめアルバムを紹介したいと思いますが、個人的に特に聴いてもらいたいのは「OKAMOTO’S」と「NO MORE MUSIC」の二つ。
まず「OKAMOTO’S」はアルバム名にバンド名がそのまま付けられているだけあって、先ほど紹介した「青い天国」を始め、名曲がたくさん入っている名盤と言えます。
OKAMOTO’Sがどのようなバンドなのかを知るにはぴったりだと言えるでしょう。
そして「NO MORE MUSIC」は最新アルバムであるとともにOKAMOTO’Sの新しい一面も垣間見えるアルバム。
今回紹介した中だと最後の方の「NO MORE MUSIC」と「90’S TOKYO BOYS」が収録されていて、こちらも同じく人気アルバムです。
正直他にもおすすめしたい曲やアルバムはたくさんあるのでかなり迷ったのですが、OKAMOTO’Sのことをまだよく知らない人には今回紹介したものが良いのかなと思いました。
なのでまずはこの記事の内容を参考に聴いてみてください。
そしてもし気に入ったのであれば、他の曲・アルバムもぜひ聴いてみてください!